IRカットフィルター除去改造の弊害

milky way

島根県 三瓶山 西の原

 上の写真をご覧ください。隅で星が流れまくってます。使用しているレンズはnikkor z 14-24mm f/2.8です。通常であれば以下の写真のように隅から隅まで点で写ります。

 

天の川

福島県 浄土平天文台駐車場

 

天の川

山口県 某所

 

 デジタル一眼やミラーレスを天体改造する場合は、元のフィルターを取り除いた後、同じ厚さのフィルターを入れるのが一般的だそうです。理由としては交換レンズを使用する際にフィルターの厚さ分、ピント位置等ズレるため?のようです。ただ私のZ6は自分で分解してフィルターを取り除いたので当然代わりのフィルターなど用意できるはずもなく・・・。

 最初の写真を撮影した際に画面に表示されるピントのゲージを見ながら合わせていたのですが、無限遠に合う箇所がだいぶズレていました。ズレていてもピントは合うんだなぁと感心していたのですが、家に帰って現像しようと写真を見たらたまげました。

 レンズ自体は本当に素晴らしいものなのですが、自分の持っているZマウントのカメラはZ6のみ。どうやら性能を発揮できないので手放そうと思います。